
今年で教員を退職しようと思っているんだけど、退職するまでにどんなことがあるかわからないなぁ。

あらかじめ流れがわかっておかないと不安だよね。周りに退職経験のある人なんてなかなかいないし・・・。

どの時期にどんなことがあるのか、提出するものはあるのか、 わかりやすく教えて欲しいなぁ。

その疑問、お答えしましょう!実は僕も全然わからなくてすごく困ったんだ・・・。インターネットでもなかなか出てこないし。今日の記事では退職までの流れについてわかりやすく説明していくよ。
管理職に退職の意向を伝える
まず避けて通れないのは、退職の意思を管理職に伝えることですよね。
1番勇気のいるステップだと思いますが、自分の思いをしっかりと伝えましょう。
退職を伝えるべき時期に関しては過去記事で詳しくまとめたので参考にしてください。
今後のことも考えると退職理由はしっかりと考えておくべきだと思います。
「なぜ退職を希望するのか」
「両親の許可は得ているのか」
「次の仕事は決まっているのか」
この辺りが具体的であるほど管理職の方や同僚は納得しやすいと思います。
「なんとなく」はNGです。
読者の中にもう一度教員をやる予定がある人はきちんとした形で伝えることを心がけましょう。
退職願の提出
管理職の先生に退職の意向を伝えた後に、退職願の提出をします。
時期は1月末〜2月中旬頃になります。
僕のイメージでは、
「書類に記入するのかな?」
「何か長い文章を書かなければいけないのかな?」
なんて考えていましたがそんなことはありませんでした。
A4の紙に、少し記入するというあっさりとしたものでした。
簡単な例になりますが、
令和◯年◯月◯日
〇〇教育委員会様
〇〇小(中)学校
教諭 〇〇 〇〇
退職願
一身上の都合により、令和◯年◯月◯日で退職したいのでお願いします。
正直「これだけ!?」と思いましたが、これだけでした笑
各教育委員会によって多少形式に差はあるのかも知れませんがこのようなイメージで良いと思います。
退職願を提出した後はしばらく手続き等ありません。
退職に関してバタバタしているであろう時期なので少し休憩といったところでしょうか。
クラスを担任している先生はぜひ最後の時間を子供たちと楽しく過ごすことに集中していただきたいと思います。
事務関係の書類提出
退職が決まると、学校事務の方から退職手続きの書類を受け取ると思います。
時期は2月末から3月頭になります。
お手本がついてくると思うので、参考にしながら記入していけば問題ないかと思います。
退職後の税金がどうなるか?ということなどについては今後の記事でまとめていきたいと思います。
任意継続組合員資格の継続(2年まで可能)がありますが、留学等で辞める場合は申請の必要はありません。
僕の場合は国民健康保険に切り替えました。
期間も指定できるので自分の状況によって選択して下さい。
離任式
最終日に離任式で退職の発表があります。
定年退職であれば、子供もわかっている場合が多いので問題ありません。
しかし、早期退職であると事情が変わってきます。
子供たちにどのように伝えるか、考えておくべきでしょう。
それくらい子供たちにとって
「先生の退職」
というのは大きな出来事です。
僕の場合は、包み隠さず子供たちに伝えました。
理由を伝えなかった先輩も知っていますし、「子供にとってどうすると一番良いのか」を考えて伝えるのがベストです。
送別会
最後に、お世話になった同僚の先生方との送別会があります。(僕はコロナウイルスの影響で行われませんでした😭)
多くの方がありがたい言葉をくださいますし、応援の言葉をかけてくれるので安心して臨んで下さい。
もちろん退職者の話もあるので、その場で同僚の先生方に、
「熱い思い」
「感謝の言葉」
を語りましょう。
今後も繋がりのある仲間たちだと思いますので、良い別れ方ができるといいですね。
最後に
どうだったでしょうか?
急ぎ足での説明にはなりましたが、退職までの大体の流れはつかめたのではないでしょうか?
案外やることが少ないと思った方もいるかも知れません。
やはり1番ハードルが高いのが、
「管理職の先生に退職を伝える」
というステップです。
最初にして最大の難関ですよね。
ここはもう勇気を振り絞るしかありません。しっかりと思いを伝えて下さい。
退職後にもいくつかやったことがありますが、それに関しては今後取り上げたいと思います。
それでは!また明日!
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