生徒指導〜授業中に騒ぐ児童・生徒への対処法〜

教育

授業中に騒ぐ生徒がいて困っているよ。

いちいち揚げ足とってくるし・・・。

周りの子も迷惑しているし・・・。

イライラしてきちゃうわよね。

この子さえいなければ・・・

なんて考えてしまう自分に嫌気が差すよ。

どうしたらいいんだろう?

Journey K
Journey K

どんな学校にも授業中ふざけたり、騒いだりする子がいるよね。

今日はそんな子にどう対応したら良いか、行動の背景にはどんな原因

があるのかについて記事にしてみたよ。

行動の背景について考える

今回の悩みは授業中に騒ぐ生徒がいるということです。

それでは、その生徒はなぜそのような行動をしているのでしょうか?

ここで重要になってくるのは、人間は自分の利益になる行動を行うということです。

人間が行動をした時に必ず結果が返ってきます。

例えば・・・

お菓子を食べた時→「おいしい」または「おいしくない」

中にはどちらとも言えないという意見もあるかもしれませんが多くの場合、良い結果か悪い結果が返ってきます。

そして、行動の結果が良いものだった場合その行動は強化され

悪い結果だった場合はその行動は弱く(頻度が減る)なります。

もし試しに買ったお菓子が美味しかったら何度も食べたくなりますよね??

つまり、この生徒にとっては授業中に騒ぐことでなんらかの良い結果を得られているということになります。

では、授業中に騒ぐ生徒にとっての良い結果(メリット)とはなんでしょうか?

実は多くの場合、こうした生徒のメリットは先生に注意されること、声をかけられることなのです。

「怒られることがメリットになるわけがない!」

そう考えた方も多いかもしれません。

しかし、こうした生徒は自己肯定感が低く、人から注目されたい、自分のことを考えて欲しいという思いを人一倍強くもっています。

つまり先生が注意してくれることは、生徒にとって自分の存在価値を認めてもらえるという点でメリットになってしまいます。

さらに、他の生徒にも注目されその生徒の欲求が満たされます。

「注意すればなんとかなるだろう。」

「叱られたら嫌な気持ちになるはずだから、悪い行動は減るだろう。」

これは逆効果になってしまいます。

叱れば叱るほど生徒にとってのメリットが増え、悪い行動が強化されていってしまいますもんね。

注意する際には、生徒(子供)の行動の結果どのようなメリットがあるのかを考えなければいけません。

では、このような場合どのように対処していったら良いのでしょうか?

生徒にとってのメリットを取り除く

今回のケースでは、叱られること、そしてその結果注目されることが生徒にとってのメリットとなっていました。

つまり、どれだけ大きな声で叱ったとしても生徒になってメリットになっている間はその行動が改善されることはありません。

では、どうしたら良いか?

いくつかの方法が考えられます。

相手にしない

人にとって一番辛いのは「無関心」であるということがわかっています。

生徒のことを考えると心苦しい部分もありますが、あえて突き放すというのも一つの方法です。

ただし、他の生徒に危害を加えるような行動に関しては断固とした対応を取らなければなりません。

学級全体を育てる

生徒が騒いだ時に周りの生徒がつられるような学級だと、授業が成立しなくなっていきます。

時にはクラス全体の雰囲気が、1人の生徒を変えるということもあります。

誰かが騒いだとしても黙々と授業に取り組めるクラス、あえて注意をせずに集中できるクラスに育てていくことが大切です。

一人に手を焼いている時ほど学級全体が見えなくなっていることが多いので、そういう時こそ学級全体を俯瞰して見られるようにしましょう。

生徒の成長のために

あえて厳しい方法を書きましたが、やりっぱなしではいけません。

生徒の心が満たされなければ、学校から離れていってしまいます。

他の記事でも書きましたが、授業以外の場面でたくさん愛情を注いであげてください。

 
  • 何か得意なことがあったら褒める
  • 一緒に何かに取り組んでみる
  • 朝の会・帰りの会でちょっとした行動を褒める
 

どんな小さなことでも構いません。かけた愛情はきっと自分に返ってきます。

もし授業中に何度も揚げ足を取られたとしても、授業中は相手をせず、授業後に、

「お前は誰よりも話を聞いて反応することができているな!お前のそういうところ先生はすごくいいと思うぞ!」

なんて声をかけてあげるのもいいでしょう。

大人しく座っている子=いい生徒

なんてものは教師の勝手な価値観なのですから。

うまくいけば誰よりも真剣に話を聞いてくれる生徒に変わりますよ。

最後に

どうだったでしょうか?

他の記事でも取り上げているように、子供(生徒)を見るときは相手の価値観(立場)に立ってあげることが必要です。

相手が何を必要として、何に困っているか・・・

人の気持ちを理解することはできないかもしれませんが、想像してあげることはできます。

笑顔で溢れる学級・学校にするためにもぜひ試してみてくださいね。

コメント

  1. […] […]

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