こんにちは!Journey Kです!
緊急事態宣言が延長されることがほぼ決まり、これからの対応でますます忙しくなってきそうですね😅
教育現場でも大きな改革があるのではないかた、不安半分、期待半分で見守っています。
本日のテーマは、「来年も先生がいい!」と言われたときに考えるべきことについてです。
教師になりたての頃、この言葉を言われたときは本当に嬉しかったと記憶しています。
多くの方がこの言葉を聞いたら嬉しい気持ちになるのではないでしょうか?
でも・・・
注意してください!
喜んでばかりいると後々大きな影響が出てきます。
どういうことか??
解説していきたいと思います。
①クラスが楽しい=全てOKではない
言葉の通りですよね。
特に小学校では、担任の先生の色に学級が染まっていきます。
クラス内のルール、雰囲気、仲間関係・・・
「学級王国」なんて言葉があるくらいです。
担任の先生のカラーが出ることは大変素晴らしいことなんですが、一歩間違えると危険です。
例えば・・・
好き放題やっていても叱らない、言ったことを全部聞いてくれる、友達感覚で接しても何も言わない・・・
「ちょっとこれはダメだろ・・・」
と思われる方もいるかも知れませんが、
子供の立場で考えて見たらどうでしょう?
「最高の先生!」
「このクラスで1年間過ごせてよかった!」
「毎日楽しい!」
これではいけませんよね。
でも、子供たちに好かれようとするあまり知らず知らずにこのような状況に陥っていることはよくあります。
そして、次の担任の先生が厳しい指導をされる方だったとしたら・・・
どのようになっていくか想像がつきますよね?
下手をすれば「学校に行きたくない」という子も出てくるかも知れません。
楽しい=ラクになっていないか振り返って見てください。
②教育の目標から」
自分自身「子供が学校生活を楽しんでくれればそれでいいや」という感覚でいました。
ですから冒頭でも述べたように「来年も先生がいい」と言われたときは喜んでいました。
でも、
学校の目標、担任の役割ってなんでしょうか?
担任として子供の人生に関われる時間はどれだけでしょうか?
基本的には1年、持ち上がりだったとしても2年が限界だと思います。
そうだとすると「先生が大好きな子供」を1年かけて育てることは目標にはならないですよね。
教育の本質から考えれば「どんな環境でもたくましく生きていく子供」を育てることが最終的な目標になるのではないでしょうか?
お世話になった先輩が学級解散式で必ず話すという言葉を教えてくださいました。
「今のクラスの仲間を思い出すことはいいけど、先生のことは早く忘れなさい。
来年新しい先生と一緒に誠意いっぱい頑張っている姿を期待しているよ。」
この言葉に全てが凝縮されていると思います。
教師として、次年度聞きたい言葉は、
「今のクラスの愚痴」
ではなく、
「今のクラスの頑張り」
なのではないでしょうか?
今子供たちに情熱をもって接している先生方、
1年後に
「先生のクラスじゃないのは寂しいけど、新しいクラスでこんなことを頑張っているよ!」
と言われるようにしてくださいね!
それでは、また明日!
コメント
[…] ~実は危険信号!?「来年も先生がいい!」に気をつけよう~こんにちは!Jo… ~あなたは大丈夫!?子供をダメにする指導~こんにちは!Journey Kです。コロナでストレスや不安の溜まる毎日を過ごしている方が多いと思いますがいかがお過ごしでしょうか?僕はこの機会にしかできないことに挑戦しようと思って日々取り組んでいます。少しずつ成果…ymd-blog.com2020.05.01 人気記事 ~教師(講師)辞めたいと考えているあなたへ~ 2020.04.302020.05.06 3999 Knowledge Suite〜注目銘柄紹介〜 2020.05.14 ◯万円!?~意外と安い!?教員の退職金のリアル~ 2020.04.272020.05.06 ~教員1年目の思い出~ 2020.04.292020.05.06 3135 マーケットエンタープライズ〜注目銘柄紹介〜 2020.05.15 Journey K […]